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労働保険の年度更新で使用する賃金集計表の、労災保険および一般拠出金(賃金)の金額について確認させてください。こちらは総支給額を記載するのでしょうか。それとも、各種控除を差し引いた金額を記載するのでしょうか。
また、役員で労働者に該当する場合の記載がありますが、たとえば弊社の場合、取締役に美容室部門の経営責任者がいます。この方は経営だけを行っているわけではなく、美容師としても勤務しています。こうしたケースでは、このオーナーは「労働者的性格の強い者」として、役員でありながら労働者扱いとなる区分に該当するのでしょうか。
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ご相談いただき、ありがとうございます。
まず、賃金集計表における「労災保険および一般拠出金」の金額についてですが、こちらは「総支給額」をご記入いただきます。社会保険料や所得税などの控除後の「差引支給額」ではなく、労働保険料の算定基礎となる、基本給、諸手当、時間外手当などの総額をご記入ください。
次に、「役員で労働者扱いの人」についてですが、これは、たとえば「取締役兼部長」「取締役兼店長」など、取締役などの役員でありながら、従業員としての身分ももって働いている方を指します(役員報酬に加え、従業員としての給与が支払われているようなケースが該当します)。
ご質問にありました美容室部門の経営責任者様が、美容師(従業員)としても勤務し、賃金を得ている実態があれば、「役員で労働者扱いの人」に該当する可能性があります。その際には、従業員としての賃金部分は集計表に記載してください。

