労災についてお伺いします。
職員が給食の調理中に包丁で指を切ってしまいました。この場合、労災の適用対象となるのでしょうか?
また、申請をする際の手続きは複雑でしょうか?

このたびは職員の方が怪我をされたとのこと、お見舞い申し上げます。給食作成中の包丁による負傷ということで、労災保険が適用される事案です。以下、お手続きについてご説明いたします。

労災保険を申請する際には、「療養補償給付たる療養の給付請求書(様式5号)」をご用意いただく必要があります。この書類を労災指定病院に提出していただければ、治療費は労災保険から直接支払われますので、窓口での費用負担は発生しません。

その際、「労災事故であること」を病院の受付で明確にお伝えいただくことが大切です。万一、健康保険証を使用してしまうと、後の手続きが複雑になることがございますので、ご注意ください。

書類は、労働基準監督署で受け取るか、厚生労働省のホームページからダウンロードして入手いただけます。書類の準備が整いましたら、速やかに病院にご提出いただくよう、職員にお伝えいただければと思います。

他にもご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

労災保険は適用される?手続きのポイントを解説します

給食調理中の負傷については、労災保険が適用されます。労災保険を申請するためには、必要な書類を準備し、労災指定病院で治療を受けることが重要です。特に、「療養補償給付たる療養の給付請求書(様式5号)」を提出し、労災事故であることを明確に伝えることで、窓口負担なく治療を受けられるようになります。ただし、誤って健康保険証を使用すると、後の手続きが煩雑になるため注意が必要です。

申請手続きや労災保険の仕組みについてわからない点があれば、専門家に相談することで安心して対応ができます。そのようなときこそ、社会保険労務士の活用をご検討ください。

どこでも社労士」では、中小企業の事業主様を対象に、チャットやメールでスピーディーにご相談に応じています。労災保険の申請手続きだけでなく、労務全般の課題について専門的なアドバイスを提供し、貴社の負担を軽減するお手伝いをいたします。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

どこでも社労士

※本Q&Aは、「どこでも社労士」利用規約第5条第8項に基づき、弊所に寄せられた質問や相談のうち、弊所が参考になると判断したものを編集のうえ掲載しています。
※本回答はあくまで私の見解であり、妥当性や正確性を有すること、およびこれらの対応だけで十分ということを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

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