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アルバイトの方が2回無断で欠勤されたのですが、退職という扱いにしてもよろしいでしょうか?
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一般論でのご回答で恐縮ですが、通常、無断欠勤が2週間程度続いた場合には、退職と見なすことも可能とされています(過去の判例でも、2週間以上無断欠勤が続くことが、無断欠勤による解雇が正当と判断されるための目安とされています)。
欠勤が続いたからといって、すぐに解雇するのは考えものですが、アルバイトと連絡が取れるようでしたら、退職するか否かを含め、今後どのような働き方にされるか、従業員とよく話し合って決定していただければと思います。
従業員の音信不通が続き、これ以上どうしようもない場合には退職手続きを検討するよりありませんが、まずは、一定期間、本人へ連絡を取り続けることが重要と考えます。事業所として必要な手順を踏まずに解雇手続きだけを進めることは、無用なトラブルに発展する可能性があるためです。
具体的には以下のような対応をされると良いのではないかと思います。
①電話・メールでの連絡:電話やメールなどで複数回連絡を試み、その記録(日時、連絡者など)を残しておくこと。
②自宅訪問:それでも連絡が取れない場合は、自宅を訪問し、訪問日時や訪問者の情報を記載したメモをポストに投函すること。
③身元保証人への連絡:身元保証人がいる場合は、身元保証人へ連絡し、状況を説明したうえで、消息を確認すること。
④通知書の送付:就業規則や雇用契約書に記載された解雇の条件に該当していれば、「〇年〇月〇日までに連絡をいただけなかった場合、〇年〇月〇日をもって雇用契約を終了します」といった趣旨の通知書を作成し、特定記録郵便などで送付すること。
特に法的な決まりがあるわけではありませんが、上記のような対応をされるのが適切かと思います。
無断欠勤への対応は慎重な判断がカギ
アルバイトが無断で欠勤した場合でも、即座に退職扱いにするのは避け、まずは連絡を試みることが大切です。
2週間以上の無断欠勤が続く場合には、無断欠勤による解雇が裁判所で正当と判断されるための目安とされていますが、その前に電話やメールでの連絡、自宅訪問、身元保証人への照会など、段階を踏んだ対応をすることが望ましいです。
また、書面での通知も有効です。
こうした対応を丁寧に行うことで、不必要なトラブルを防ぎ、適切な手続きが可能になります。
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